トリコモナスの感染経路や症状、治療法

トリコモナスの感染経路や症状、治療法

トリコモナスは原虫という小さな虫が原因となる疾患です。一般的には性病の1つと考えられているのですが、実際には性行為以外にも感染することが多く、正確には性病には含まれません。若年層だけではなく、意外と中高年の人の間でも感染者が多いのも特徴の1つでしょう。

 

トリコモナスの感染経路って?

 

トリコモナスの基本的な感染経路としては性行為になります。人から人へと感染していく疾患なのですが、実はトリコモナス原虫とは人の身体から離れても暫くの間なら生きていくことができるのです。その条件になるのが水のある場所になります。

 

つまり、公衆浴場や公衆トイレなどのような場所では、不特定多数の感染要因があると言っても良いでしょう。他にもプールや温泉などの脱衣所などでも感染するリスクがあるのです。このように決して性行為のみで感染するのではありませんので、覚えておくと良いでしょう。

 

トリコモナスの症状はどんなものがあるの?

 

トリコモナス原虫は粘膜上に寄生をして増殖していきます。結果、人間の身体に存在する常在菌のバランスを崩してしまい、炎症を起こすそうです。特に女性の場合ですと、排尿時の痛みであったり、性器周辺の痒みなどが良くある症状だと言えます。オリモノの量が増えたり、悪臭を放つことがあります。

 

男性の場合ですと、排尿時や射精時に尿道口で痛みが出るそうです。ただし、トリコモナスの場合、感染者の半数程度は症状を感じないこともあるので、無自覚に感染しているケースもあります。そのままトリコモナスを放置していると、男性女性ともに不妊症の原因となるリスクがあるので注意しなくてはいけません。

 

ちなみにですが、トリコモナスに感染することで女性の場合は他の性感染症を併発する確率が高くなります。膣内をきれいにする作用がトリコモナスの増殖によって抑制されてしまうからです。

 

トリコモナスの治療はどのように行うの?

 

トリコモナスの治療方法は一般的に薬剤の服用をする形です。このトリコモナスの薬剤ですが、アルコールと併用するとかなり悪酔いすることでも知られているので、お酒が好きな人は覚えておくと良いでしょう。

 

ちなみに、トリコモナスの治療中は禁酒しておいた方が無難です。女性の場合は、抗トリコモナス剤という膣内に入れて使う錠剤を利用するケースもあります。

 

およそ2週間程度の治療で完治するのですが、比較的早めに自覚症状がなくなる場合も多いそうです。この時に自己判断で治療をやめてしまいますと、再発するかもしれませんので、きちんと治療を行うようにしてください。

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