子宮頸ガンと性病の関係

子宮頸ガンと性病の関係

子宮頸がんという病気がありますが、実は性病と勘違いしている人も少なくないそうです。子宮頸がんの原因とされているのが性行為なので、ある意味では性病の1種といえるかもしれませんが、実は性行為を行っていなくても発症する病気なのです。ここでは子宮頸がんと性病の関係にスポットをあててみましょう。

 

子宮頸がんの原因ってなに?

 

子宮頸がんの原因と言われるのがヒトパピローマウイルスです。このヒトパピローマウイルスとは、皮膚や生殖器などにイボのようなものを作るウイルスであると言われてきました。性行為を行うことで生殖器に感染し、尖圭コンジローマなどの原因になると考えられていたのです。

 

そもそもは良性の腫瘍しか作らないとされていたのですが、一部のウイルスは長期間感染していることにより、発がんすることがわかってきました。この発がんするヒトパピローマウイルスのことをハイリスク型HPVと呼びます。

 

ただし、このハイリスク型HPVを必要以上に怖がる必要はありません。もともとありふれたウイルスであり、免疫機能がしっかりと働いていれば、自然と消滅していくものだからです。しかし、免疫力が低下していたり、生活習慣が乱れているなどのことから、消滅をせずに残ってしまうことがあり、がんの原因となります。

 

子宮頸がんは防げるの?

 

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスについては、実はコンドームを使用するだけでは防ぐことができません。しかし、コンドームを使うことでリスクを低下させることは可能です。近年では20代や30代といった比較的に若年層の女性に子宮頸がんの人が増えているそうですが、これは初めての性交渉時に感染している可能性が高いからです。

 

一般的にヒトパピローマウイルスは、感染をしてからの潜伏期間が長く、6年から10年は感染したままになります。ですので、早い内から検査を行って対処していくことが大切だと言えるでしょう。ちなみにですが、男性にもヒトパピローマウイルスは感染をします

 

子宮頸がんを起こすハイリスク型HPVの場合、男性ですと肛門がんや陰茎がんを引き起こすリスクがあります。ただし、確率がかなり低く、女性が子宮頸がんを発症するリスクの1割ほどになるそうです。

 

どうすれば子宮頸がんだと検査できるの?

 

子宮頸がんは性病の1つと考えられていることから、検査に行きにくいという人も少なくありません。しかし、先述したように子宮頸がんは性病ではありませんので、オリモノなどに異変がある場合は検査をした方が良いでしょう。

 

特に月に何度も月経がくる、オリモノから悪臭がする、性行為をすると出血するなどの場合は可能性が高いので注意してください。検査そのものは婦人科などの病院へ行くか、自宅で行える検査キットなどの方法があります。

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